「愛おかし」 いくとせも つきよに惑う 七色の のき下に揺蕩(たゆた)う声に より添えど 翳(かげ)りゆく もち月よ 玉の緒(お)よ かぜ戦(そよ)ぐ 村雨(むらさめ)に佇(ただず)むと わ らちもなくただ ぬれにぞぬれし、、って ことばより大切なもの いまでもずっと ずうっと この胸に溢れ出す こころより(出)でて身を飾る ろ傍(ぼう)にそっと咲いた花もきっと、、 いとおかし 現(うつ)し世の恋 まちわびるほど もえいづるのは むかし今 かわらざるもの しかと見えずは 泡沫(うたかた)の恋 もう、、、 かすかな記憶の片隅に わが身の形見 合わせた
Hide player controls
Hide resume playing