綺麗になあれ ☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀ 「ロベリアに口吻を」 歌唱/LiLYPSE(暁みかど、暁おぼろ) 作詞・作曲・編曲/ 様( ) @ ☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀ 「ロベリアに口吻を」MV illustration/羊歯様( ) ☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀ ―――歌え、踊れ。其処と此処を繋ぐために。 漆黒の底に、かすかな音が響く。 虚空の夜に、かすかな光が灯る。 「ねえみかど。貴方は何を美しいと感じる?」 「はあ!?まーたアンタは唐突に変なこと聞いてくるわね…… んーとそうねえ、いっぱいあるわよ!まずはこの太陽神たる私ッ!」 「はあ。」 「それから~、宝石とか、黄金とか、イルミネーションとか、海とか青空! あとは星とかもいいわねえ!」 「実にみかどらしい回答ね。」 太陽と月だけが、二人の少女を見守り続けている。 「ねえおぼろ!そういうアンタはどうなのよ!」 「……。」 「え?」 「なんでもない。忘れて。」 「あ、そ ……変なおぼろ」 世界には、二人だけ。 「美しいものを…自分のものにしたい?」 「あったり前じゃない!そもそもこの世の全てはこのみかど様のものなのよ! 美しいものも!そうじゃないものも!愚民たちもぜーんぶよ! アハッ!当然おぼろ、アンタもよ!」 「私も…みかどのもの?」 「そうよ!だって私は常世すべてを我が物とするのだから!アーッハッハッハッ!」 「…じゃあ。みかどは私のものね。」 「そうよ!……あれ?」 今は、まだ。 ここは、未だ。 深い夜の果て。 けれど。 少しだけ。 「いつか…外の世界を見ることが出来たら。その時どんなことを想うんだろう。」 「えー?そりゃあ綺麗!楽しい!あれ何!?あっちも気になる!あそこにも行ってみたい~! って感じじゃない?」 「ふふ。なんか想像できた。」 「…おぼろ 絶対、絶対…いつか二人で」 「…うん。」 重なり合い、響き合い、交わり合い、混ざり合い。 巫女の神楽は、どこまでも広がってゆく。 「さ、いくわよ!おぼろ!」 「私達の言の葉とメロディ、届いてくれたら嬉しいです。」 ―――歌え、踊れ。虚空を光で満たすために。 「「ロベリアに口吻を」」 ☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀ virtual avex「AVALON」所属バーチャルアーティスト 『LiLYPSE(リリップス)』 公式Twitter: ☀ 暁みかど: ☽ 暁おぼろ: ☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀☽☀ #LiLYPSE
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