南アフリカは、来月のBRICS=新興5か国の首脳会議にロシアのプーチン大統領が出席しないと明らかにしました。 南アフリカ大統領府は19日、BRICS首脳会議にプーチン大統領は出席せず、代わりにラブロフ外相が出席すると発表しました。 ロシア大統領府によりますと、プーチン氏は「オンラインで参加する」ということです。 プーチン氏に対しては、ウクライナからの子どもの連れ去りに関与した疑いでICC=国際刑事裁判所が逮捕状を出していて、加盟国の南アフリカはプーチン氏が入国した場合、拘束する義務があります。 南アフリカのラマポーザ大統領は、ICCに拘束義務を免除する例外措置を求めていましたが、プーチン大統領が来訪をとりやめたことで、義務も発生しないことになります。 こうした中、ロシア国防省はウクライナの穀物輸出に関する合意を停止したことに絡み、19日に声明を発表。日本時間の20日午前6時以降、黒海を通じてウクライナの港に入ろうとするすべての船舶は、軍事物資を積んでいるとみなすと警告しました。 その上で、そうした船舶を保有する国は、ウクライナ側の立場で戦闘に関与したとみなすとし、すべての船舶の入港を認めない姿勢を示しています。 一方、プーチン大統領はウクライナ産の穀物輸出をめぐる合意を停止したことについて、「条件が満たされれば、直ちに履行を再開する」と述べ、ロシア産の農産物についても輸出の制限を解除するよう改めて求めました。 ▼TBS NEWS DIG 公式サイト ▼チャンネル登録をお願いします! ▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」 ▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
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